• "子育て会議"(/)
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  1. 豊後大野市議会 2020-09-30
    09月30日-05号


    取得元: 豊後大野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-13
    令和 2年  9月 定例会(第3回)          令和2年第3回豊後大野市議会定例会会議録議事日程(第5号)                  令和2年9月30日(水曜日)午前10時開議日程第1 事務事業評価報告日程第2 認定第1号 令和元年度豊後大野市一般会計歳入歳出決算認定について日程第3 認定第2号 令和元年度豊後大野市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について日程第4 認定第3号 令和元年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について日程第5 認定第4号 令和元年度豊後大野市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について日程第6 認定第5号 令和元年度豊後大野市農業集落排水特別会計歳入歳出決算認定について日程第7 認定第6号 令和元年度豊後大野市公共下水道特別会計歳入歳出決算認定について日程第8 認定第7号 令和元年度豊後大野市浄化槽施設特別会計歳入歳出決算認定について日程第9 認定第8号 令和元年度豊後大野市電気事業特別会計歳入歳出決算認定について日程第10 認定第9号 令和元年度豊後大野市上水道特別会計歳入歳出決算認定について日程第11 認定第10号 令和元年度豊後大野市病院事業特別会計歳入歳出決算認定について日程第12 第75号議案 豊後大野市不妊治療費助成に関する条例の一部改正について日程第13 第76号議案 豊後大野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について日程第14 第77号議案 豊後大野市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について日程第15 第78号議案 豊後大野市指定居宅介護支援の事業に係る申請者の要件並びに人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について日程第16 第83号議案 令和2年度豊後大野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)日程第17 第84号議案 令和2年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第18 第85号議案 令和2年度豊後大野市介護保険特別会計補正予算(第1号)日程第19 第88号議案 令和2年度豊後大野市電気事業特別会計補正予算(第2号)日程第20 第89号議案 令和2年度豊後大野市病院事業特別会計補正予算(第2号)日程第21 第86号議案 令和2年度豊後大野市農業集落排水特別会計補正予算(第1号)日程第22 第87号議案 令和2年度豊後大野市浄化槽施設特別会計補正予算(第1号)日程第23 請願受理番号 3号 高寺区上水道新規埋設工事に関する請願書日程第24 第82号議案 令和2年度豊後大野市一般会計補正予算(第6号)日程第25 第91号議案 令和2年度豊後大野市一般会計補正予算(第7号)日程第26 発議第3号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書日程第27 議員派遣の件---------------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1から日程第27まで議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(16名)     1番  後藤雅克君      2番  嶺 英治君     3番  吉藤里美君      4番  穴見眞児君     5番  田嶋栄一君      6番  川野優治君     7番  赤峰映洋君      9番  神志那文寛君    10番  沓掛義範君     11番  小野順一君    12番  小野泰秀君     13番  衞藤正宏君    14番  首藤正光君     15番  佐藤辰己君    16番  宮成昭義君     17番  衞藤竜哉君欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 市長      川野文敏君   副市長     石井聖治君                 総務企画統括 教育長     下田 博君           赤峯 浩君                 理事 総務課長    城井達也君   財政課長    金山英三君                 まちづくり 税務課長    麻生和男君           小野律雄君                 推進課長 生活福祉統括         後藤貴子君   市民生活課長  羽田野宏章君 理事                 人権・部落 環境衛生課長  川野寿洋君   差別解消推進  廣瀬宏一君                 課長                 子育て支援 社会福祉課長  朝倉誠一君           高野辰代君                 課長 高齢者福祉           産業建設統括         後藤樹代文君          衞藤好夫君 課長              理事 農業振興課長  志賀 正君   農林整備課長  後藤龍昭君 商工観光課長  安藤久美子君  建設課長    玉ノ井浩司君 上下水道課長  足立宏幸君   教育次長    堀 誉裕君 学校教育課長  内野宮俊介君  社会教育課長  佐藤精華君 病院事業            豊後大野市民 管理者兼    木下忠彦君           伊東一也君 市民病院長           病院事務長 監査事務局長 兼選挙管理委  足立建士君   会計管理者   古沢智孝君 員会事務局長 農業委員会         足立 崇君   消防長     廣瀬哲治君 事務局長---------------------------------------事務局職員出席者 事務局長    新宮幸治    総括主幹    後藤文生 主幹      後藤泰幸    副主幹     佐々木恭徳          開議 午前10時00分 △開議の宣告 ○議長(衞藤竜哉君) 本日の出席議員は、全員であります。 開議に先立ち、本定例会に係る議会運営委員会の報告を求めます。 議会運営委員長、佐藤辰己君。     〔議会運営委員会委員長 佐藤辰己君登壇〕 ◆議会運営委員会委員長(佐藤辰己君) 9月24日に議会運営委員会を開催し、提出のありました追加議案1件について協議を行いましたので、報告をいたします。 第91号議案 令和2年度豊後大野市一般会計補正予算(第7号)については、本日、日程第25として上程し、市長からの説明を受けた後、委員会付託を省略して、質疑、討論、表決を行うこととしました。 以上、議会運営委員会の報告とします。     〔議会運営委員会委員長 佐藤辰己君降壇〕 ○議長(衞藤竜哉君) 議会運営委員会の報告を終わります。 これより、本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(衞藤竜哉君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。--------------------------------------- △事務事業評価報告 ○議長(衞藤竜哉君) 日程第1、事務事業評価報告を議題とします。 各常任委員会が事務事業評価を行いましたので、各常任委員会委員長に事務事業評価の報告を求めます。 まず、総務常任委員会に報告を求めます。 総務常任委員会委員長 田嶋栄一君。     〔総務常任委員会委員長 田嶋栄一君登壇〕 ◆総務常任委員会委員長(田嶋栄一君) それでは、私のほうから総務常任委員会でまとめた議会版事務事業評価について報告をいたします。 総務常任委員会では、9月16日から3日間、昨年度実施された交通安全対策事業、小規模集落対策事業の2つの事業を評価いたしました。 まず、交通安全対策事業についてであります。 この事業の目的は、市民が交通事故に遭わないよう、カーブミラーやガードレール等の交通安全施設の整備を図り、また、免許証の自主返納により高齢者が加害者となる交通事故等の抑止対策を図るというものであります。 この事業の昨年度の概要は、交通災害共済事業、交通安全施策の推進、交通安全対策特別交付金事業運転免許証自主返納支援事業とのことでありました。 総務常任委員会として、交通死亡事故ゼロが1,000日を超え、今なお継続中であることは成果と言える。また、カーブミラー等の新設や修繕など市民からの要望に対しては、その年度内で対応しており、評価はBの良好としました。 問題点として、啓発活動(街頭指導)の取組については、地域ごとで大きな差が見受けられる。また、実績や現状等を勘案し、人身事故発生件数と犯罪認知件数の目標数値を引き下げる方向で検討すべきであるなどが出ました。 そこで、この事業の方向性は、2の継続としました。 交通指導員などの人材確保に努めること。各地域の実態を把握し、啓発活動に差が出ないように、市民や事業所に対して地域の実情に応じた活動参加を促していただきたい。件数の目標値を適正に定め、事業の推進を図ること。運転免許証自主返納は、その後の生活に大きな影響を与える。返納者には1万円のバス・タクシー券を交付しているが、それが終了した後の手だてが今後必要ではないかということを求めることとしました。 次に、小規模集落対策事業についてであります。 この事業の目的は、地域課題の解決等に単独の自治会で取り組むことは困難になってきているため、地域コミュニティ組織を拡大し、将来的に地域活動の中心を担っていく組織、地域振興協議会の設立を推進するというものであります。 この事業の昨年度の概要は、高齢化率が50%を超える自治会を小規模集落と定め、地域振興協議会の設立、地域支援員の配置による人的支援、地域づくり交付金による財政的支援を柱に、小規模集落支援対策事業に取り組むとのことでありました。 総務常任委員会として、既に設立され活動が続いている協議会については、特色のある活動を行っており、評価に値する内容であるが、平成29年度事務事業評価から7協議会で推移している点については、成果が出ているとは言い難い。評価はCのおおむね適正としました。 問題点として、新たな振興協議会の設立がないのは、市民からの理解が得られていないのではないか。また、既に設立された協議会については、拠点施設があり、イベントなども以前から行ってきた地域だったが、今後、拠点や基盤となる組織がない地域での場合、設立はかなり難しいのではないかなどが出ました。 そこで、この事業の方向性は、2の継続としました。 今後、限界集落がさらに増えていくのは明らかであり、大変重要な事業であり、引き続き推進すべき事業である。対象地域の住民が、何のための振興協議会なのかを理解できるよう、執行部の説明やアプローチを変えていく必要があるのではないか。地域リーダーの人材育成を積極的に行うことなどを求めることとしました。 以上です。     〔総務常任委員会委員長 田嶋栄一君降壇〕 ○議長(衞藤竜哉君) 次に、厚生文教常任委員会に報告を求めます。 厚生文教常任委員会委員長、後藤雅克君。     〔厚生文教常任委員会委員長 後藤雅克君登壇〕 ◆厚生文教常任委員会委員長(後藤雅克君) それでは、9月16日から2日間かけて実施した議会版事務事業評価の結果を報告します。 厚生文教常任委員会では、学校教育課の教育支援センター運営事業と社会教育課の公民館施設管理事業、公民館運営事業の3つの事業を評価いたしました。 まず、教育支援センター運営事業についてであります。 この事業の目的は、市内の小学校または中学校に在籍し、心理的な要因等により不登校状態にある児童・生徒に対して、社会的自立を促すことです。 この事業の概要は、教育相談、児童・生徒のための開室、学習指導、関係機関、学校との連携、その他社会的自立を促すために必要な支援及び指導を行うことです。 厚生文教常任委員会として、この教育支援センター運営事業の事業結果に対する評価ですが、教育支援センターは、個別指導や家庭訪問など地道で粘り強い指導により成果を出しており、事業結果は良好と認められるが、以下のような若干の問題点も見受けられます。 小・中学校には、まだ多くの不登校児童・生徒がおり、専門施設の支援を必要としていることから、一人でも多くの子供たちを教育支援センターに通わせられるように、当該センターの存在を広く市民に周知する努力が必要である。また、単純に学校復帰率だけを成果の指標にすることには疑問があるといたしました。 そして、子供たちの学校復帰に一定の成果を上げていることから、事業の今後の方向性は、継続とするが、特に以下の点を求めます。 民間活力利用の検討もしつつ、センターに通えない不登校児童・生徒への支援にも力を入れること。学校復帰率だけを成果の指標にするのではなく、復帰後も生徒、児童、保護者の心に寄り添った対応を心がけ、そのための人材配置に努めることといたしました。 次に、公民館施設管理事業についてであります。 この事業の目的は、地域住民が集う公民館を安心・安全に利用できるよう、公民館機能の充実を図ることです。 この事業の概要は、公民館の施設や各設備の保守点検を行うとともに、開館日に係る利用時間内において、職員が勤務しない夜間及び休日の警備業務を委託すること。また、災害時における避難所としての役割を果たせるよう、経年劣化した備品及び不足する備品の購入を行うことです。 厚生文教常任委員会として、この公民館施設管理事業の事業結果に対する評価は、公民館施設は、市民が教養を育み、文化的な活動を行う場として利用されており、また、災害時における避難所としても重要な機能を果たすことから、事業結果は良好と認められるが、以下の問題点も見受けられます。 利用料減免の団体が長時間施設を借りたりすることにより、他の市民が利用できないことがある。令和3年4月から指定管理になることから、これまで同様の施設管理が可能か懸念があるといたしました。 そして、公民館施設を適切に管理することは、市民に文化活動の場を提供するだけでなく、災害時の避難所を確保しているという安心感につながることから、事業の今後の方向性は、継続とするが、特に以下の点について求めます。 指定管理になっても、公平公正で直営と変わらない施設管理に努め、公民館ごとに管理の差が出ないようにすること。指定管理後は管理者に丸投げするのではなく、修繕等があれば管理者と十分協議すること。災害時の避難所としてコロナウイルス感染防止に十分な対策を取ることといたしました。 次に、公民館運営事業についてであります。 この事業の目的は、市民へ公民館の教室や講座、自主運営クラブに関する情報を広く提供し、幅広い層に対して公民館での生涯学習活動への参加を促進することです。 この事業の概要は、生涯学習活動の提供と幅広い層に対して活動への参加を促進するため、青少年教育等の各種教育を実施すること。また、学習活動の成果を発表する機会の拡充と、各公民館で生涯学習まつりを開催し、公民館クラブ生の作品展示や学習成果の発表を行うこと等です。 厚生文教常任委員会として、この公民館運営事業の事業結果に対する評価は、各種講座やクラブ活動に参加することにより、市民が教養を高め、生きがいを感じていることから、事業結果は良好と認められるが、以下の問題点も見受けられます。 特定の市民だけがいつも公民館を利用するのではなく、もっと広く市民に利用してもらえるような魅力ある活動を考案し、その周知を工夫する必要がある。現在の活動が、高齢化する市民のニーズとずれを生じる可能性があるため、市民の動向を探りながら、今後の時代変化を見据えた公民館運営を心がける必要があるといたしました。 そして、公民館運営は、市民一人一人が豊かな知性と教養を得ることにつながり、健康で充実した生活や仲間づくりにとっても重要なものであることから、事業の今後の方向性は、継続とするが、特に以下の点を求めます。 指定管理制度を導入することで、各町の公民館との連携を強化し、問題点や改善点、よい事業を共有し、各公民館の特色を出しながらも偏りのない運営に努めること。指定管理制度の導入により、公民館活動が縮小しないよう、行政から管理者に指導し、公民館まつりなどの事業の維持拡大を通じて、市民に喜ばれるような運営を検討することといたしました。 以上で、議会版事務事業評価、厚生文教常任委員会の委員長報告を終わります。     〔厚生文教常任委員会委員長 後藤雅克君降壇〕 ○議長(衞藤竜哉君) 次に、産業建設常任委員会に報告を求めます。 産業建設常任委員会委員長、赤峰映洋君。     〔産業建設常任委員会委員長 赤峰映洋君登壇〕 ◆産業建設常任委員会委員長(赤峰映洋君) それでは、私のほうから産業建設常任委員会でまとめた議会版事務事業評価について報告をいたします。 産業建設常任委員会では、昨年度実施された特産品販路拡大事業、単独維持補修事業の2つの事業を評価いたしました。 まず、特産品販路拡大事業についてであります。 この事業の目的は、市内の中小企業及び小規模企業の加工品をはじめとする特産品等を商工会等に委託し、商談会等を開催することにより、事業者の販路を拡大するとともに、経営基盤の安定強化を図るというものであります。 この事業の昨年度の概要は、大分市でPRショップを開設し、イベントやSNSを通じた情報発信。商工会等に委託し、小売店での物産展の開催や飲食店等のバイヤーを対象に商談会を実施。新宿高野と連携したイベント等を開催したとのことでありました。 本委員会として、この特産品販路拡大事業の事業結果に対する評価は、良好としましたが、販路拡大のためイベントやSNSを通じて情報発信をしているが、外部からは、その効果が見えづらく限定的である。成果指標の目標値があまりにも低く、実績と離れており、活動実績を適切に評価できていない。販路拡大で、その効果が市内事業者へどの程度還元されているかが不明であるなどの問題点がありました。 そこで、この事業の方向性は、拡充としましたが、目標値を適正に定め、販路拡大に向けて、より積極的な事業展開をすること。本市のイメージや特産品の付加価値の向上のため、あらゆる媒体を使った情報発信に努めること。市の魅力ある加工品づくりに積極的に取り組むこと。ウィズコロナ時代の新しい生活様式の普及に即したリモート商談会などの研究に努めることなどを求めることとしました。 次に、単独維持補修事業についてであります。 この事業の目的は、適切な維持管理をすることにより、通行の安全を図るというものであります。 昨年度の概要は、点検、要望等により、道路の補修工事、道路の清掃、除草作業等により、通行の安全を図るとともに、道路環境の整備に努めている。また、トンネル、橋梁等の重要構造物については、道路ストック総点検事業として、5年ごとに点検を行い、長寿命化修繕計画を作成し、計画的に補修工事を行っているとのことでありました。 産業建設常任委員会として、この単独維持補修事業の事業結果に対する評価は、良好としましたが、限界集落が増加する中、単年度に20万円の支障木伐採事業補助金は少ない。成果指標については、実績率が向上しているため、一定の評価はできるが、要望事項への優先順位が不透明であるなどの問題点がありました。 そこで、この事業の方向性は、拡充としましたが、地区住民からの維持補修の要望については、優先順位を考慮し、切実な問題と捉え、可能な限り迅速な対応をすること。高齢化や人口減少が進む中、支障木伐採事業補助金などの維持補修事業費の予算拡充を行うことなどを求めることとしました。 以上です。     〔産業建設常任委員会委員長 赤峰映洋君降壇〕 ○議長(衞藤竜哉君) 以上で、事務事業評価報告を終わります。--------------------------------------- △認定第1号~認定第10号の討論、採決 ○議長(衞藤竜哉君) 日程第2、認定第1号 令和元年度豊後大野市一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第11、認定第10号 令和元年度豊後大野市病院事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの10案件を一括議題とします。 お諮りします。 本10案件については、議長及び議会選出の監査委員を除く14人の議員で構成する決算特別委員会に付託してありましたので、会議規則第39条第3項の規定により委員長報告は省略したいと思います。これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 異議なしと認めます。 よって、委員長報告は省略することに決定しました。 それでは、まず、認定第1号 令和元年度豊後大野市一般会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 9番、神志那文寛君。 ◆9番(神志那文寛君) 認定第1号 令和元年度一般会計決算認定について反対いたします。 2019年度(令和元年度)の一般会計決算は、前年と比較して15億9,578万5,000円、6.3%増加しての271億2,160万2,000円でした。 伸びの大きな要因は、支所及び公民館の整備に15億3,009万円、白鹿浄化センター設備の大規模改修に7億5,240万円、図書館・資料館整備事業3億6,505万円などの大型事業がありますが、市民の安全・安心な暮らし、学習機会の充実や文化に関わるものであり、反対するものではありません。 また、農業、建設、教育、福祉など各分野で、市民の要望に応え、暮らしを支えるための事業への増額措置も行われており、それら全てに反対するものではありません。が、認められないものとして、主に2点の反対理由を申し上げます。 1点目は、いわゆる部落差別解消推進法に基づき、部落差別解消と称して行われた事業や運動団体への補助金等に反対するものです。 部落差別解消推進法は、何が部落差別であるのかという定義規定がありません。定義規定がありませんから、仮に運動団体などが、差別があったと行政機関に持ち込んだとき、行政機関が法律に照らして、いや、それは部落差別ではないと、主体的に判断することができません。 この定義に関わって、国会での審議では、法律の提案者が、部落差別の存在を肌で分かっているなどと述べるだけで、何をもって部落差別とし、差別がどのように存在するのかを具体的に示せませんでした。部落差別の定義はなく、差別の存在は肌で分かっているとの法律を根拠としたのでは、部落差別を解消するどころか、固定化する、永久化させるのではないでしょうか。部落差別の解消は進みこそすれ、実害ある差別が増加しているという事実はない中で、部落差別を固定化し、永久化する危険をはらむ法律の立場での事業に反対するものです。 2点目は、マイナンバー制度の下、それを維持するために費やした費用、加えて利用拡大の一環として行った改修費233万3,100円に反対します。 9月1日から、マイナンバーカードを持つ人へのポイント還元事業、マイナポイントが始まり、今、テレビCM等でしきりにコマーシャルが流れていますが、7月下旬から8月末までの1か月で26億7,000万円の広報費が支出されたと言われています。 総務省は、4,000万人の申込みを目標に、広報費に53億8,000万円を計上していますが、広報費の半分をつぎ込んだCM攻勢とは裏腹に、申込みは9月2日時点で目標の約1割の432万人と伸び悩んでいます。マイナンバーカード自体も、政府想定では4,000万枚を7月末までに交付するとしていたものが、9月2日時点で約2,865万枚にとどまっています。 マイナンバーカードが普及しない最大の理由は、国民自身にメリットのない制度であることに加え、国民の行政に対する不信、個人情報漏えいへの不信感であります。 日本のマイナンバー制度は、世界に類を見ない、問題のある制度です。税や社会保障など、それぞれで異なる番号を使うことで安全性を確保するのが世界の趨勢でありますが、日本では、一つの番号で全てを管理する形になっており、このような問題のあるマイナンバー制度は即時に廃止すべきとの立場を申し上げ、反対をするものです。 以上、主に反対する2点を申し上げ、反対討論といたします。 ○議長(衞藤竜哉君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 12番、小野泰秀君。
    ◆12番(小野泰秀君) ただいま討論に付されました認定第1号 令和元年度豊後大野市一般会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場から討論をいたします。 まず、討論に入る前に、この決算について、私の見解といいますか、所見を少し述べさせていただきたいと思います。 私ども市議会は、平成31年3月20日に令和元年度豊後大野市一般会計当初予算を議決し、承認いたしました。その後、5回の補正予算につきましても議決し、承認いたしました。その予算の執行結果の決算については、我が豊後大野市の監査委員によって審査した結果、予算の執行及び関連する事務調査について、適正であると評価しております。 ただ、決算というのは、たとえ反対しても、あるいは、その内容を変えようとしても、修正をされるものでもありませんし、仮に認定できなかったとしても、そのことによって直ちに行政運営に大きな支障を来すといったこともありません。こういう言い方はおかしいかもしれませんけれども、決算というのは、市長のある意味通知表であろうと思っております。だからといって、軽視するものでもありませんし、重要なものであると思っております。 結論から言いますと、決算というのは、市政に対する評価の全てであろうと思っております。こういったことを踏まえて、討論に入らせていただきます。 さて、豊後大野市の一般会計の決算状況について見ますと、歳入総額281億7,269万3,000円、歳出総額271億2,160万2,000円となり、前年度と比較しますと、歳入は12億8,037万6,000円、4.8%の増加、歳出は15億9,578万4,000円、6.3%それぞれ増加しており、歳入歳出差引額から翌年度への繰越財源を控除した実質収支額は8億1,745万3,000円の黒字が計上されております。 決算の中で、依存財源の構成比率は74.8%で、前年度に比べると3.9ポイント上昇し、20億476万4,000円増加しており、この依存財源の中で大きな割合を示す地方交付税は102億9,754万6,000円で構成比率は36.6%、市債は36億3,987万3,000円で12.9%となっております。市債の増額は支所・公民館整備事業によるものであり、また、地方交付税は合併算定替えの割増額縮減などで3億5,460万7,000円減少しております。 普通会計における主な財政指標について見ますと、財政力指数は0.27で前年度と変わらず、健全化判断比率である実質公債費比率は4.9%で前年度と比べると0.1ポイント悪化、公債費負担比率も16.2%と前年度比0.4ポイントと若干悪化しているものの、健全な数値は維持しているものと思っております。 しかしながら、地方公共団体の財政構造の弾力性を判断するための指標である経常収支比率は、平成28年度が85.7%、平成29年度が89.1%、そして平成30年度が91.2%、令和元年度は94.4%と年々悪化し、限りなく100%に近づいております。一般的には70から80%が適正水準と言われており、これを超えると、その地方公共団体は弾力性を失いつつあると言われております。財政を悪化させることは、市民の信頼に背くことになり、今後は、その原因を究明し、経常的経費の抑制に留意していただくことをお願いしておきます。 このような財政構造の中、市長の基本政策として、働く場の確保、子育て支援の充実、学校教育の充実に取り組んでおり、令和元年度は、この3本の柱を本格的に始動させる年と位置づけ、各種事業を展開してまいりました。 例えば、働く場の確保では、主なものとして指定立地企業助成金4,614万3,400円、地域雇用創造協議会補助金591万6,000円や豊後大野市企業ガイドブックの発行などが挙げられます。 また、子育て支援の充実では、子育て応援給付事業706万8,000円、子育て支援従事者スキルアップ事業や、親子の絆づくりを目的に出産祝い品として絵本などを保護者に贈呈するブックスタート支援事業などを実施しております。 さらには、学校教育の充実では、新規事業としてキャリア教育推進事業383万7,000円や学校教育力向上対策事業、また、特色ある学校づくり推進事業として、学校がそれぞれの特色を生かして進める授業に対して、経費の補助として235万8,000円を充当しております。 こうした厳しい財政状況の中にあっても、財政の健全化を図りながら、豊後大野市にとって必要な施策を創意工夫しながら遂行されていることは、大いに評価するところであります。 しかしながら、依然として厳しい財政状況には変わりはなく、財源の根幹である普通交付税も、合併算定替えによる優遇措置が終わり、一本算定となり、増加の一途をたどる扶助費をはじめとする社会保障費や大型事業として支所・公民館整備事業、防災行政情報伝達手段の多重化、三重町駅周辺整備事業などにより、財政状況はさらに厳しさを増すものと思われます。 こうした状況をしっかり受け止め、今後の財政運営に当たっては、経常経費のさらなる削減に努めながら、進めるべき事業は着実に実施し、また、事業実施に際しては、成果等を十分検証・精査すると同時に、国等の交付金を十分活用し、財源確保に努め、徹底した選択と集中による持続可能なまち豊後大野市の実現に向け、鋭意努力され、より一層の市民生活の向上が図られることを要望し、賛成討論といたします。 ○議長(衞藤竜哉君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから認定第1号を採決します。 認定第1号は、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立多数です。 したがって、認定第1号 令和元年度豊後大野市一般会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。 次に、認定第2号 令和元年度豊後大野市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 12番、小野泰秀君。 ◆12番(小野泰秀君) 毎年のところ今日はちょっとパターンが違うんですけれども、原稿を書きましたので、討論させていただきたいと思います。 認定第2号 令和元年度豊後大野市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場から討論を行います。 国民健康保険制度は、国保法第1条にありますように、日本国憲法第25条に規定する生存権を国家が保障するとうたわれており、我が国の社会保障制度の根幹をなす制度であります。 本来、国保制度は社会保障制度として、国が財政や運営をやらなければならない制度でありますが、現実には地方自治体が担っております。 国保の事業運営は、保険税を主たる財源として、加入者がお互いを助け合う相互扶助の制度であることから、独立採算で運営することが基本であり、主な歳入、財源の内訳は、被保険者の保険税と市の繰入れ及び国、県の支出金、支払基金からの交付金などであります。 しかしながら、昨今の高齢化の進展、医療技術の高度化に伴う医療費の増加もあり、事業運営は厳しい状況にあると言えます。そこで、一般会計からの繰入れをもっと増額して保険税負担の軽減を図るべきという意見もありますが、国保の運営においては、独立採算性で経理されることが原則であるわけですが、国保に市民全員が参加しているというわけでもありませんし、税の公平性からも、むやみに市から繰入れを増額することは控えるべきではないかと思っております。 これまで国民健康保険制度は、誰もが公平に安心して医療を受けることができる環境を実現し、被保険者の疾病、負傷、出産、死亡などに対し、必要な給付を行い、健康維持増進、疾病予防に大きな役割を果たしてきております。 そのような中で、令和元年度の決算では、不納欠損額が20.7%減、収納率は83.4%で0.7ポイント上昇し改善されました。また、医療技術の進歩により、1人当たりの年間医療費は48万8,823円となり、対前年度比6,367円、1.3%増となりました。人口減少により被保険者数は減少傾向にあり、年間保険給付費は34億8、032万9,150円で、対前年度比5,087万3,421円、1.4%減となっております。保険税収入は、国民健康保険加入者の減少により前年度比1,068万1,500円、1.4%の減少となり、国民健康保険をめぐる財政状況は依然として非常に厳しいと言わざるを得ません。 しかしながら、市民が健康で安心して暮らせる保健事業として、特定健診の推進や生活習慣病予防対策など、きめ細かい事業を精力的に行い、医療給付費の抑制に努めている市の取組については、評価すべきものと思っております。 国保は、国民皆保険の最後のとりでであり、被保険者である住民にとって大切なかけがえのない制度であります。引き続き、県と共同して安定した制度運営に取り組むとともに、保健事業の推進による医療費の適正化や、国保特別会計の根幹に関わるものとして保険税収納率の向上による歳入の確保に努め、今後においても、より一層の経営努力を重ねられることを要望しまして、私の賛成討論といたします。 ○議長(衞藤竜哉君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから認定第2号を採決します。 認定第2号は、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、認定第2号 令和元年度豊後大野市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。 次に、認定第3号 令和元年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 9番、神志那文寛君。 ◆9番(神志那文寛君) 認定第3号 令和元年度後期高齢者医療特別会計決算認定について反対いたします。 2年ごとに保険料の改定が行われる後期高齢者医療制度は、2019年度は改定がなく、2018年度と同じ、均等割額は4万7,000円、所得割額は9.06%でありました。 しかし、その一方で、被用者保険の被扶養者であった方の保険料は、均等割額の軽減措置の見直しとして、この間、負担増が行われてきており、2019年度については、これまで元被扶養者で2年以上軽減対象となっていた方が軽減対象から外れるという改正がありました。その影響は、604人に対して1,419万4,000円の負担増になったとのことであります。 このような後期高齢者への負担増となった点について、認められない旨申し上げ、反対いたします。 ○議長(衞藤竜哉君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 12番、小野泰秀君。 ◆12番(小野泰秀君) 認定第3号 令和元年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場から討論をいたします。 後期高齢者医療制度は、少子高齢化が進み、高齢者の医療費が増大することが予想される中、国民皆保険を堅持し、持続可能な医療制度を構築する必要があるため、公費が5割、現役世代が4割、75歳以上の人の保険料を1割として、負担割合を明確にし、公平で分かりやすい独立した医療制度として平成20年4月1日からスタートいたしました。 また、これまで、老人保健制度では、市町村ごとに運営されていたため、特に厳しい財政運営の小規模市町村では、一般財源を投入しても苦しい財政運営でした。このため、後期高齢者医療制度では、こうした格差を是正し、安定的な運営を可能にするために都道府県単位の広域で運営されることになったことは、周知のとおりであります。 さて、本市では、令和元年度の被保険者数は、前年度より125人少ない8,661人となりましたが、今後は団塊世代が75歳になっていくことから徐々に増加していくものと思います。年間給付費については6億6,751万8,594円で、前年度より約192万円の微増となりました。しかしながら、近年の高度先進医療の普及等により、1人当たりの年間医療費については対前年度比1.82%増の100万9,458円となりました。こうして年々増加傾向にある医療費に対処するためには、疾病の予防や早期発見・治療が求められます。 ところで、後期高齢者の多くが年金生活者であり、病気やけがについても長期化する傾向にあることなどから、保険料の改定に当たっては、高齢者の保険料負担率改定方法の見直しや国庫定率負担割合の増加など、国の財政支援が必要であり、また、保健事業に対する費用についても十分な予算措置を講じ、医療費の地域格差の解消や医療提供体制の整備など、これらを国に求めていく必要があると思います。 この後期高齢者医療制度は、後期高齢者を支える重要な柱であり、制度の周知や理解はもとより、市民が納得できるきめ細やかな丁寧な対応と、そして高齢者が安心して医療を受けられるための円滑な事業運営を積極的に推進していただくことをお願いし、賛成討論といたします。 ○議長(衞藤竜哉君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから認定第3号を採決します。 認定第3号は、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立多数です。 したがって、認定第3号 令和元年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。 次に、認定第4号 令和元年度豊後大野市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 9番、神志那文寛君。 ◆9番(神志那文寛君) 認定第4号 令和元年度介護保険特別会計決算認定について反対いたします。 まず、2019年度、豊後大野市の介護保険の状況でありますが、年度末の第1号被保険者数が1万5,231人で、前年比62人の減少にもかかわらず、要支援・要介護の認定者数は3,283人で75人の増加、認定率は21.5%で0.5ポイントの増加とのことであります。 これを受けての介護保険特別会計の決算については、歳出総額が前年より9,837万8,000円、1.5%増加の65億1,268万円、その主なものとして、保険給付費が約7,708万円の増加、地域支援事業が約2,155万円の増加となっています。 介護給付費準備基金については、積立額が前年より1,612万円余り増加し、3,168万円を積み立てたものの、取崩しとの差引きでは4,832万円減少し、基金の年度末残高は4億8,815万円まで減少しました。 65歳以上の第1号被保険者数が減少しても要支援・要介護認定者数は増加し、その増加がそのまま被保険者の保険料に跳ね返り、負担が増加する。市が独自に積み立てた基金も減少し、自治体負担も増していく。この仕組を変えなければ、被保険者や自治体の負担が増すばかりでなく、制度の存立自体が危ぶまれるのではないでしょうか。このような受益者負担を柱とする介護保険制度に反対するものです。 なお、国に対する国庫負担割合の引上げ要望は、引き続き強く行うよう求めて、反対の討論といたします。 ○議長(衞藤竜哉君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 12番、小野泰秀君。 ◆12番(小野泰秀君) ただいま討論に付されました認定第4号 令和元年度豊後大野市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場から討論いたします。 介護保険制度は、従来、老人福祉と老人医療に分かれていた高齢者の介護に関する制度を再編成し、構築し直したものであります。この制度は平成12年から始まりました。制度ができた背景には、急速な高齢化の進展とともに、介護を必要とする高齢者の増加や介護期間の長期化など、介護に対するニーズが増大する一方、核家族化の進行、介護をする家族の高齢化など、介護を支えてきた家族をめぐる状況の変化を背景に、高齢者の介護を社会全体で支える制度であり、高齢者自身と現役世代の人々が負担し合って必要な介護サービスを提供しようとするものであります。 ところで、令和元年度の年間介護給付費は59億5,381万8,762円で、前年度より約7,700万円高くなっており、第1号認定者数は3,331人で、第1号被保険者1人当たりの保険給付額は3万1,681円となり、県下で一番高い状況にあります。 また、介護保険料は、今後3年間に必要となる介護給付費の見込額を算定し、そのうち第1号被保険者の負担割合に相当する額を第1号被保険者の総数で算定した金額を基準額と定めております。 現在、保険料につきましては、平成30年度から令和2年度までを計画期間とする第7期が運用されており、本市の介護保険料の基準額は月額で6,250円となっており、県下で2番目の高さとなっております。 介護保険料の高い要因としては、1号被保険者に低所得者の方が多く、高齢化率が県下で2番目に高く、そして県内1位の認定率であり、さらには、他市と比べ、介護に係る施設が多く、介護サービスを利用しやすい環境にあることなどが言えると思います。 そこで、市としましても、状況に即応できるものとして、要介護者や要支援者の状態の進行を抑えるため、自立した日常生活を維持できるように、ホームヘルプ事業やデイサービス事業、あるいは体操教室、いきいきサロンなど、様々な介護予防事業に精力的に取り組んでいることは、評価すべきところであろうと思います。 今後も住民ニーズの把握に努め、介護を要する状態にならないようにするための予防サービスの充実、そして住民ニーズやサービスの多様化に速やかに対応する体制の構築とともに、事業の効率的かつ安定的な運営を期待して賛成討論といたします。 ○議長(衞藤竜哉君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから認定第4号を採決します。 認定第4号は、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立多数です。 したがって、認定第4号 令和元年度豊後大野市介護保険特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。 ここで11時15分まで休憩いたします。          休憩 午前10時57分          再開 午前11時15分 ○議長(衞藤竜哉君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、認定第5号 令和元年度豊後大野市農業集落排水特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから認定第5号を採決します。 認定第5号は、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、認定第5号 令和元年度豊後大野市農業集落排水特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。 次に、認定第6号 令和元年度豊後大野市公共下水道特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから認定第6号を採決します。 認定第6号は、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、認定第6号 令和元年度豊後大野市公共下水道特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。 次に、認定第7号 令和元年度豊後大野市浄化槽施設特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから認定第7号を採決します。 認定第7号は、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、認定第7号 令和元年度豊後大野市浄化槽施設特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。 次に、認定第8号 令和元年度豊後大野市電気事業特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから認定第8号を採決します。 認定第8号は、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、認定第8号 令和元年度豊後大野市電気事業特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。 次に、認定第9号 令和元年度豊後大野市上水道特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから認定第9号を採決します。 認定第9号は、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、認定第9号 令和元年度豊後大野市上水道特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。 次に、認定第10号 令和元年度豊後大野市病院事業特別会計歳入歳出決算認定についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから認定第10号を採決します。 認定第10号は、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、認定第10号 令和元年度豊後大野市病院事業特別会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定されました。--------------------------------------- △第75号議案~第78号議案、第83号議案~第85号議案、第88号議案及び第89号議案の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(衞藤竜哉君) 日程第12、第75号議案 豊後大野市不妊治療費助成に関する条例の一部改正についてから日程第20、第89号議案 令和2年度豊後大野市病院事業特別会計補正予算(第2号)までの9案件を一括議題とします。 本9案件は、厚生文教常任委員会に付託してありましたので、厚生文教常任委員会委員長の報告を求めます。 厚生文教常任委員会委員長、後藤雅克君。     〔厚生文教常任委員会委員長 後藤雅克君登壇〕 ◆厚生文教常任委員会委員長(後藤雅克君) それでは、私のほうから厚生文教常任委員会の委員長報告をいたします。 本委員会に付託された案件は議案9件で、9月16日に委員全員出席の下、委員会を開催し、慎重に審査しましたので、その審査の経過と結果を報告します。 最初に、第75号議案 豊後大野市不妊治療費助成に関する条例の一部改正についてであります。 まず、執行部から、本市の条例では、不妊症の病名が確定した人の治療行為に対し、治療費の助成が行われていましたが、今年度の10月から県の事業で不妊症の診断をされる前の検査に対する助成ができるようになりましたので、それに伴う条例の改正が必要になりましたとの説明がありました。 委員からは、1回目の申請で県の助成が3万円まで受けられるということだが、1回目の申請時点で市の助成も同時に受けられるということかとの質疑があり、執行部から、検査費用で3万円を超えた場合は、3万円分を県に申請し、それを超える残りの分を市に申請していただくような形になりますとの答弁がありました。 委員からは、助成対象に、妻の年齢が30歳以上の場合は婚姻2年以内の夫婦に限るとの条件があるが、家庭ごとに妊活に対する考え方が違うので、助成事業を広く適用するために婚姻期間の制限を撤廃するなど、市独自の対応ができないか検討してほしいとの意見もありました。 慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第76号議案 豊後大野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。 執行部の説明は、令和元年12月10日に開催された国の子ども・子育て会議において、市町村の調整等により、卒園後も引き続き教育・保育の提供を受けることができる場合には、卒園後の受入れ先確保のための連携施設の確保を不要とすべきという提言がなされたことを受け、国の基準が変更されたことによる改正になりますとのことでした。 委員からは、本市において、この条例に該当する施設が現在3つあるが、この改正により、今後、連携施設を確保せずに独自で保育等を提供するようになる可能性はあるのかとの質疑があり、執行部からは、可能性としては考えられますが、今のところ3施設とも連携施設があることから、そういった話などはまだ何もしていませんとの答弁がありました。 慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第77号議案 豊後大野市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。 執行部の説明では、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準が一部改正されたことに伴い、本条例の一部を改正する必要があるので、議会の議決をお願いするものです。内容としては、第37条の居宅訪問型保育事業の第4項に、保護者の疾病、疲労その他身体上、精神上もしくは環境上の理由と家庭において乳幼児を養育することが困難な場合の説明が追加されましたとのことでした。 委員からの家庭的保育事業を行う場合、保育士の免許は必要なのかとの質疑に対し、市町村が行う研修を修了した保育士、保育士と同等以上の知識及び経験を有する者と市町村が認める者でなければなりませんとの答弁がありました。 慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第78号議案 豊後大野市指定居宅介護支援の事業に係る申請者の要件並びに人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正についてであります。 執行部からは、令和3年4月1日以降、指定居宅介護支援事業所の管理者については、主任介護支援専門員でなければならないところですが、人材の確保が著しく困難で、やむを得ない理由がある場合については、令和9年3月31日まで管理者を介護支援専門員とする取扱いが可能とする改正でありますとのことでした。 委員からは、市内では、主任介護支援専門員がいる事業所といない事業所、それぞれ幾つあるのか。そして、主任介護支援専門員がいない事業所には、その資格を持つ人を配置するよう市として要請してきたのかとの質疑がありました。 執行部からは、事業所の数は19あり、主任介護支援専門員を有している施設は12、残りの7つについては有していません。主任介護支援専門員には実務経験が5年以上必要などの要件があるため、資格の取得等については、それぞれの事業所にお任せしていましたとの答弁がありました。 それに対して、委員からは、市としては、ただ事業所の自主性に任せるのではなく、主任介護支援専門員の養成に積極的に力を入れながら、介護予防を進めていくべきである。その結果が介護保険料の減額にもつながるのでないかとの意見がありました。 慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第83号議案 令和2年度豊後大野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)であります。 執行部から、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億267万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ50億1,858万2,000円とするものです。内容としては、前年度繰越金の一部の国民健康保険基金積立金への繰入れや、令和2年度の税制改正に伴う電算システム改修等による歳入歳出の増額がありますとの説明がありました。 委員からは、本市の一般被保険者数や1人当たりの年間医療費などを問う質疑がありました。 慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第84号議案 令和2年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)であります。 まず、執行部から、歳入歳出それぞれ72万9,000円を追加し、総額を5億8,825万4,000円とするものです。その内容としては、確定した前年度繰越額の当初予定との差額を歳入として計上し、歳出においては予備費に組み込むものですとの説明がありました。 委員からは、本市の75歳以上の人口の増減について今後の見通しを問う質疑があり、執行部からは、これから団塊世代の方が後期高齢者へ移行することになりますので、現在よりは若干増加する傾向にありますとの答弁がありました。 慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第85号議案 令和2年度豊後大野市介護保険特別会計補正予算(第1号)であります。 執行部の説明は、歳入については、前年度の精算に伴うものが主な補正になります。それから、歳出については、介護台帳ライトシステムのウインドウズ10への機器移行作業に伴う一般管理費の委託料増、自立支援伝道師養成研修の実施に伴う一般介護予防事業の委託料増などがありますとのことでした。 委員からは、本市の年間介護給付費の総額や介護給付費準備基金積立金の額に関する質疑がありました。 慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決しました。 次に、第88号議案 令和2年度豊後大野市電気事業特別会計補正予算(第2号)であります。 執行部からは、資本的収入については、利益剰余金に3,124万7,000円を追加し、資本的収入の予定額の総額を4,201万4,000円とするものです。資本的支出については、利益剰余金に3,124万7,000円を追加し、資本的支出の予定額の総額を3,654万8,000円とするものですとの説明がありました。 委員からは、来年度計上する繰越利益剰余金の見込額に関する質疑があり、執行部から、予定貸借対照表に金額を載せていますが、予算の執行状況により変わってくるため、結果的には記載している額より大きくなりますとの答弁がありました。 慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決しました。 最後に、第89号議案 令和2年度豊後大野市病院事業特別会計補正予算(第2号)であります。 まず、執行部より、収益的収入については、医業外収益を追加し、病院事業収益の予定額の総額を37億4,193万9,000円とし、収益的支出については、医業費用及び医業外費用を追加し、病院事業費用の予定額の総額を38億5,049万3,000円とするものです。資本的収入については、補助金及び繰入金を追加し、資本的収入の予定額の総額を1億6,987万円とし、資本的支出については、建設改良費を追加し、資本的支出の予定額の総額を4億2,313万6,000円とするものですとの説明がありました。 委員からは、コロナウイルスに感染した患者の受入れ準備に伴う空床補償制度の適用時期について問う質疑があり、執行部からは、4月以降ずっと空床を確保しており、6月の一月以外の期間は全て20床程度に対して補償がつく予定ですとの答弁がありました。 慎重審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決しました。 以上で、厚生文教常任委員会に付託された案件の審査について、その経過と結果の報告を終わります。     〔厚生文教常任委員会委員長 後藤雅克君降壇〕 ○議長(衞藤竜哉君) 厚生文教常任委員会委員長の報告が終わりました。 これから委員長報告に対する一括質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 まず、第75号議案 豊後大野市不妊治療費助成に関する条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第75号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第75号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第75号議案 豊後大野市不妊治療費助成に関する条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第76号議案 豊後大野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第76号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第76号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第76号議案 豊後大野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第77号議案 豊後大野市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第77号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第77号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第77号議案 豊後大野市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第78号議案 豊後大野市指定居宅介護支援の事業に係る申請者の要件並びに人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正についての討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第78号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第78号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第78号議案 豊後大野市指定居宅介護支援の事業に係る申請者の要件並びに人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正については、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第83号議案 令和2年度豊後大野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第83号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第83号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第83号議案 令和2年度豊後大野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第84号議案 令和2年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第84号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第84号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第84号議案 令和2年度豊後大野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第85号議案 令和2年度豊後大野市介護保険特別会計補正予算(第1号)の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第85号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第85号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第85号議案 令和2年度豊後大野市介護保険特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第88号議案 令和2年度豊後大野市電気事業特別会計補正予算(第2号)の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第88号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第88号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第88号議案 令和2年度豊後大野市電気事業特別会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第89号議案 令和2年度豊後大野市病院事業特別会計補正予算(第2号)の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第89号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第89号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第89号議案 令和2年度豊後大野市病院事業特別会計補正予算(第2号)は、委員長報告のとおり可決されました。--------------------------------------- △第86号議案及び第87号議案、請願受理番号3号の委員長報告、質疑、討論、採決 ○議長(衞藤竜哉君) 日程第21、第86号議案 令和2年度豊後大野市農業集落排水特別会計補正予算(第1号)から日程第23、請願受理番号3号 高寺区上水道新規埋設工事に関する請願書までの3案件を一括議題とします。 本3案件は、産業建設常任委員会に付託してありましたので、産業建設常任委員会委員長の報告を求めます。 産業建設常任委員会委員長、赤峰映洋君。     〔産業建設常任委員会委員長 赤峰映洋君登壇〕 ◆産業建設常任委員会委員長(赤峰映洋君) それでは、産業建設常任委員会委員長報告を行います。 さきの本会議において付託された案件は、議案2件と請願1件の3件であり、9月16日に委員会を開催し、審査を行いました。 まず、第86号議案 令和2年度豊後大野市農業集落排水特別会計補正予算(第1号)についてであります。 執行部より、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,005万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億1,974万4,000円とするものです。歳入につきましては、一般会計繰入金2,139万7,000円の減額及び前年度繰越金3,145万1,000円の追加をするものです。歳出につきましては、修繕料1,000万円の追加が主なものです。主な修繕の内容は、清川町、緒方町の3処理場について、非常用エンジンポンプと遠隔装置の修繕をそれぞれ行うものですとの説明がありました。 第86号議案について、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 次に、第87号議案 令和2年度豊後大野市浄化槽施設特別会計補正予算(第1号)についてであります。 執行部より、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ300万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4,597万円とするものです。歳入につきましては、一般会計繰入金317万8,000円の減額及び前年度繰越金617万8,000円の追加をするものです。歳出につきましては、修繕料300万円を追加するものです。これは今後6か月における不測の修繕に対応するためのものですとの説明がありました。 委員より、第86号議案も修繕費で上がっていたが、これは計画されていたのか。第87号議案については、これからの修繕を見込んだ予算なのかとの質疑があり、執行部より、第86号議案の農業集落排水の修繕料につきましては、処理場のエンジンポンプ、遠隔装置修繕ということで、補正前の段階で生じたものを計画的に修繕するものです。今回の第87号議案の浄化槽施設については、各家の浄化槽のブロアでありますとか、浄化槽のタンクの水漏れ、蓋の傷みといったものが対象となりますとの答弁がありました。 第87号議案について、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものとして決定しました。 最後に、請願受理番号3号 高寺区上水道新規埋設工事に関する請願書についてであります。 この請願の審議については、紹介議員と執行部に出席をいただきました。 まず、紹介議員からは、開会日の趣旨説明の補足として、地区内の水道から採水した濁度の高い水の写真や地区の空き家の状況、行ったボーリングの結果から良質な水の確保ができなったことの説明がありました。 次に、執行部から、請願により調査・検討を行い作成した給水検討書により、請願地区の概要、上水道新規埋設を行った場合の収支計算、現在の他の地域からの拡張要望の状況、既存施設の老朽化から、現在取り組んでいる施設更新事業の状況などの説明がありました。要望により事業を行った場合の概算事業費は、配水管の耐用年数40年で換算した場合の収入は3,595万2,000円、支出は6,091万80円となり、収支の差は2,495万8,080円の赤字となるとの説明がありました。また、現在、施設の老朽化により、令和元年度より総額7億4,000万円の施設の更新事業を10年計画で行っていることや、今後の給水区域内の新規要望に応えていくために、他の地域から市に提出される拡張要望にも応えることができない状況などの説明がありました。 その後、自由討議を行ったところ、委員からは、説明のあった現在の上水道会計の状況から、今回は見送ったほうがよいのではないかとの意見や、また、別の委員からは、水の供給はサービスの一環と思うし、今の水で健康を害すれば、いろんな弊害が生じると思う、住民のことを考えたら、同じ立場に立って水の供給をしないといけないのではないかとの意見がありました。また、別の委員からは、高寺地区の現状は十分理解できるが、過去に他地区でも同様な要望があって、それが実現できていない状況の中で、新規に請願が出されて上水道事業として新規事業に取り組むのは厳しいと思うとの意見がありました。 慎重審査の結果、挙手少数で、請願受理番号3号については不採択すべきものとして決しました。 以上で、産業建設常任委員会に付託された案件の審査経過と結果の報告を終わります。     〔産業建設常任委員会委員長 赤峰映洋君降壇〕 ○議長(衞藤竜哉君) 産業建設常任委員会委員長の報告が終わりました。 これから委員長報告に対する一括質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 まず、第86号議案 令和2年度豊後大野市農業集落排水特別会計補正予算(第1号)の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第86号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第86号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第86号議案 令和2年度豊後大野市農業集落排水特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、第87号議案 令和2年度豊後大野市浄化槽施設特別会計補正予算(第1号)の討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第87号議案を採決します。 本案に対する委員長の報告は可決です。 第87号議案は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第87号議案 令和2年度豊後大野市浄化槽施設特別会計補正予算(第1号)は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、請願受理番号3号 高寺区上水道新規埋設工事に関する請願書の討論を行います。 まず、原案に反対者の発言を許します。 4番、穴見眞児君。 ◆4番(穴見眞児君) 今回の請願の受理に対する反対討論を行います。 高寺区から出されました請願につきましては、私も産業建設常任委員として審査をしました。高寺区の皆さんの気持ち、そして水の状況等を考えますと、本当に残念な気持ちではありますが、数年前から、他地区からも同じような要望が強く出されております。過去10年間、3回にわたって、そういう案件があります。しかしながら、そういった状況の中でも実現できない状況、財政等を考えますと厳しいのかなという気持ちでいっぱいであります。 ましてや、私の地区でも水に関する問題というのは抱えておりますし、豊後大野市全体を見ましても、そういう問題を抱えている地域というのは非常に多いと認識しております。その中で、高寺地区から出されましたこの請願を採択できないということは、本当に残念な気持ちではあるんですが、市全体からのほかの事業に対する請願等が出された場合など、いろんなことを考えてみますと、やはり議会としての採択は厳しいと思っております。 ただ、執行部の皆さんにおかれましては、そういう強い要望が各地区にやっぱりあるということをしっかり認識していただきながら、これからの事業の執行に関しましては慎重にやっていただきたい。そういうことを真剣に申し上げながら反対討論とさせていただきます。 ○議長(衞藤竜哉君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。 14番、首藤正光君。 ◆14番(首藤正光君) 昨日、議長より電話がありました。産業建設常任委員会に付託されたこの案件が不採択ということは、私は全く知りませんでした。だから、本会議でどう臨むのかというような聴取を受けました。 これは、今、反対討論した穴見議員に対し、非常に理解に苦しむわけでございます。ほかの地区の工事費がかかる、財政負担を強いられるということと相当の違いがあります。私は、緒方町の景観が大事か人の命が大事かというような一般質問をいたしました。教育長は、両方大事です。景観も大事ですけれども、命も大事ですと。私は命のほうが大事だと。 この高寺地区は以前、立派な水が出ていたわけですけれども、あの熊本大震災で質が変わったということで、到底飲めるような水ではない。洗濯をしても黄ばむというようなことを私は現地調査いたしました。非常に残念ながら、そういう現象が起こっております。 そういうことで、その飲料水は、水の量の問題ではありません、健康の問題ですから、このことを執行部もよく考えて、お金で解決するものではございません。お金がないからしないということは、私は成り立たないと思います。そういう意味も込めて、やはり病気にかからない、健康第一と考えて、私の賛成討論といたします。 ○議長(衞藤竜哉君) ほかに討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから請願受理番号3号を採決します。 本案に対する委員長の報告は不採択です。したがって、原案について採決します。 請願受理番号3号は、原案のとおり採択することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立少数です。 したがって、請願受理番号3号 高寺区上水道新規埋設工事に関する請願書は、委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。--------------------------------------- △第82号議案の討論、採決 ○議長(衞藤竜哉君) 日程第24、第82号議案 令和2年度豊後大野市一般会計補正予算(第6号)を議題とします。 本案については、質疑が終わっておりますので、これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第82号議案を採決します。 第82号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第82号議案 令和2年度豊後大野市一般会計補正予算(第6号)は、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △第91号議案の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(衞藤竜哉君) 日程第25、第91号議案 令和2年度豊後大野市一般会計補正予算(第7号)を議題とします。 本案について、市長の提案理由の説明を求めます。 川野市長。     〔市長 川野文敏君登壇〕 ◎市長(川野文敏君) それでは、今定例会に追加提案をいたします第91号議案につきまして、提案理由をご説明申し上げます。 第91号議案、令和2年度豊後大野市一般会計補正予算(第7号)につきましては、歳入歳出予算の総額にそれぞれ3,347万1,000円を追加し、総額351億1,934万9,000円とするものでございます。 歳入における補正といたしましては、15款2項1目総務費国庫補助金の感染症対応地方創生臨時交付金に2,247万1,000円の追加、19款2項8目地域福祉基金繰入金に1,100万円の追加でございます。 次に、歳出における補正といたしましては、4款1項2目予防費の予防接種事業に3,000万円の追加、10款1項3目教育振興費の修学旅行感染症対策支援事業に347万1,000円の追加でございます。 以上で、第91号議案につきまして、提案理由の説明を終わります。何とぞ慎重審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げます。     〔市長 川野文敏君降壇〕 ○議長(衞藤竜哉君) 市長の提案理由の説明が終わりました。 お諮りします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに審議したいと思います。 これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 異議なしと認めます。 したがって、本案については委員会付託を省略し、直ちに審議することに決定しました。 それでは、これから第91号議案について質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから第91号議案について討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから第91号議案を採決します。 第91号議案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、第91号議案 令和2年度豊後大野市一般会計補正予算(第7号)は、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △発議第3号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(衞藤竜哉君) 日程第26、発議第3号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書を議題とします。 本件について提出者より趣旨説明を求めます。 発議第3号について、総務常任委員会委員長、田嶋栄一君。     〔総務常任委員会委員長 田嶋栄一君登壇〕 ◆総務常任委員会委員長(田嶋栄一君) 発議第3号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書を、地方自治法第109条第6項及び豊後大野市議会会議規則第14条第2項の規定により提出いたします。 お手元に配付しております意見書にお目通しいただきながら、趣旨説明を申し上げたいと思います。 新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延し、我が国は戦後最大の経済危機に直面しています。地域経済にも大きな影響が及び、本年度はもとより来年度においても、地方税・地方交付税など一般財源の激減が避け難くなっています。 また、地方自治体では、医療介護、子育て、地域の防災・減災、雇用の確保など喫緊の財政需要への対応をはじめ、長期化する感染症対策にも迫られ、地方財政は巨額の財政不足を生じ、これまでにない厳しい状況に陥ることが予想されます。 よって、国においては、令和3年度地方財政対策及び地方税制改正に向け、今から挙げます項目について確実に実現されるよう、強く要望いたします。 1、地方の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税などの一般財源総額を確保すること。その際、臨時財政対策債が累積することのないよう、発行額の縮減に努めるとともに、償還財源を確保すること。 2、地方交付税については、引き続き財源保障機能と財源調整機能の両機能が適切に発揮できるよう総額を確保すること。 3、令和2年度の地方税収が大幅に減収となることが予想されることから、思い切った減収補填措置を講じるとともに、減収補填債の対象となる税目についても、地方消費税を含め弾力的に対応すること。 4、税源の偏在性が小さく、税収が安定的な地方税体系の構築に努めるとともに、国税・地方税の政策税制については、積極的な整理合理化を図り、新設・拡充・継続に当たっては、有効性・緊急性を厳格に判断すること。 5、とりわけ、固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度に影響する見直しは、土地・家屋・償却資産を問わず、断じて行わないこと。さきの緊急経済対策として講じた特例措置は、臨時・異例の措置として、やむを得ないものであったが、本来国庫補助金などにより対応すべきものである。よって、今回限りの措置とし、期限の到来をもって確実に終了すること。 以上、地方自治法第99条の規定により、衞藤竜哉議長から衆参両院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官並びに関係大臣に提出したいと思います。ご審議の上、ご決定くださいますようお願いいたします。     〔総務常任委員会委員長 田嶋栄一君降壇〕 ○議長(衞藤竜哉君) 提出者の趣旨説明が終わりました。 本件について直ちに審議を行います。 それでは、これから発議第3号について質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これから発議第3号について討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 これから発議第3号を採決します。 発議第3号は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     〔賛成者起立〕 ○議長(衞藤竜哉君) 起立全員です。 したがって、発議第3号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書は、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議員派遣の件 ○議長(衞藤竜哉君) 日程第27、議員派遣の件を議題とします。 お諮りします。 議員派遣の件については、別紙のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(衞藤竜哉君) 異議なしと認めます。 したがって、議員派遣の件については、別紙のとおり決定しました。     (巻末201ページに掲載)--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(衞藤竜哉君) これで、本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 これをもって、令和2年第3回豊後大野市議会定例会を閉会します。          閉会 午後零時05分会議の経過を記載して、その相違がないことを証するため、ここに署名する。 令和  年  月  日         議長      衞藤竜哉         署名議員    神志那文寛         署名議員    沓掛義範...